セカンドパートナーという言葉を聞いたことがあるでしょうか。最近では、夫婦の在り方が多様化する中で、さまざまな新しい形態の男女関係があるようです。何のためにセカンドパートナーを持つのか、不倫とどう違うのかなど、知られざるセカンドパートナーの秘密を紹介します。
セカンドパートナーとは、その言葉通りで、夫や妻とは別の二人目のパートナーを指す言葉になります。
現在の配偶者との関係がマンネリ化したり、寂しさを覚えたり、日々の物足りなさを感じている人が、生活に刺激を得るために作る相手のことです。
セカンドパートナーは、単なる異性の友人やセフレとは違い、お互い恋愛感情を持ち、継続してお付き合いしていく関係性になります。
既婚者同士の場合、同様の境遇に置かれているため、相手の家庭状況を気にしつつ壊すような行動はしないことが前提になります。
お互い自分の家庭も大事にしながら、セカンドパートナーとの関係も継続していきます。
セカンドパートナー=不倫と思う人も多いかもしれませんが、あくまでもセカンドパートナーとは恋愛感情を持ち、肉体関係を持つことではありません。
不倫と違い、プラトニックな関係のため、友達以上恋人未満という親密かつ危うい関係にあります。また、交際に至るまでのハードルが低いとされています。単なる友達でもなく、非常に特別な存在、精神的な結びつきが強く究極の純愛と言えるかもしれません。
40~50代の中高年の既婚者に、セカンドパートナーを求める人が増えていると言われています。結婚生活も長くなると、お互い空気のような存在になりがちです。また、無関心になったり、会話も少なくなる夫婦もいます。長年連れ添ったパートナーに不満を抱いて、セカンドパートナーを求める理由には色々あるようです。
・心の隙間を埋めたい
・日常に退屈している
・男(女)として扱って欲しい
・刺激やときめきが欲しい
・家族や友人に言えない悩みを相談したい
・ストレスを発散したい
・癒しが欲しい
・支えになるパートナーが欲しい
このような理由でセカンドパートナーを持ちたいと考える既婚者は少なくありません。肉体関係を持たないので、後々面倒なことにならずに、恋愛のときめきを楽しみたいというのも心理の一つです。
・日々の生活にメリハリができる
・心に余裕ができる
・若々しさを保てる
・リフレッシュできる
・毎日が楽しくなる
・自分磨きができ、綺麗になれる
お互い既婚者同士なので、家庭での悩みを共有することができます。また、結婚生活での不満や悩みを分かり合える相手がいるのは、精神的に支えになってくれ、有り難い存在でもあると言えます。
単なる不倫と違い、お互いに精神的癒しを求めることが強い傾向があります。
仕事仲間は、相手のことをある程度知っているし、同じ仕事をしているうちに信頼関係も生まれてきます。忘年会やちょっとした飲み会の場で、関係性が深まりセカンドパートナーの関係に発展することもあります。
また、昔からの異性の友人に、家庭や配偶者のことを相談するうちに親密になってしまうというケースもあります。
バーや居酒屋は、よくある男女の出会いの場です。お酒を飲んで気分が良くなっている時に、たまたま居合わせた異性と意気投合して、急接近ということもあります。バーなどは、一人で飲みに来る既婚者もいるので、セカンドパートナーを求める人同士仲良くなれるチャンスもあります。
一番気軽にセカンドパートナーを探す手段になります。SNSの#経由の出会いは、どんな人かわかりにくく体目当ての男性も多いので気を付けなければなりません。
その点、既婚者マッチングアプリは、既婚者同士が登録して年齢確認や24時間監視システムということもあり、リスクも少なく手軽に探せます。
また、子供の有無や都合の良い時間帯など、既婚者特有の絞り込みができるアプリもあるので、効率的に出会えると言えます。忙しい子育て世代の既婚者やハードな仕事を持つ既婚者も、いつでもどこからでもスマホさえあればセカンドパートナーを探すことができるのは、有り難いサービスです。
一般的な合コンですが、参加者は全員既婚者という既婚者合コンで出会うこともできます。基本的に多人数対多人数で開催されるため、一度にたくさんの人と交流でき、効率よく探すことができます。
全国で開催され、色々なサイトから申し込むことが出来ます。皆でワイワイ楽しむのが好きな人には、おすすめのサービスです。
あくまでも秘密の関係なので、家族や職場など周囲の人にバレないように会わなくてはなりません。独身の時のように、会いたい時に頻繁に会うことはできないため、週に1度や月に3,4回程度などとルール決めをしておくと良いかもしれません。
セカンドパートナーとして親交を深めるうちに、肉体関係に進んでしまう可能性もゼロではないでしょう。どちらか一方から強引に迫られることも考えられます。
また、周囲の人に自分から話さないことです。どうしても、誰かに話したくなることもあるかもしれませんが、理解してもらいにくい関係なので二人だけの秘密にしておくことが賢明です。
周りの目も気にする必要があり、デートする場所や振る舞いなどにも気を付けて行動しましょう。
セカンドパートナーは、相手に依存せずお互いに尊敬できる部分があることで、関係性がうまくいきます。
距離間が近くなりすぎる時には、身を引く理性を持つことなど忘れてはいけません。
セカンドパートナーという言葉が注目され始めたことで、結婚生活の意味を再確認する人が増えています。幸せとは何かを改めて考え、充実した人生に向けて楽しみましょう。