夫婦や親戚・友人など、人間関係を良好に保つための距離感は、とても重要な課題でもあります。
毎日顔を突き合わせる夫婦が仲良く暮らしていくためには、いつも一緒に居るのが良いのでしょうか。
程よい距離感を保っている夫婦が、あえてしている行動について紹介しますので、参考にして下さい。
年齢を重ねると、寝室や自室を分けるという夫婦が増えてきます。
寝る時間帯が違ったり、いびきがうるさい、体感温度の差でエアコンの調整が違ったりして睡眠不足になるのを避けるために寝室を分けることはよくあります。
部屋を分けることによって、自分の好きなテレビや映画をゆっくり観ることができます。無理に相手に合わせて観る必要もなく、好きな時に観て好きな時間に寝るというライフスタイルです。
中には、住居を分けて良い形での別居を考える夫婦もいるようです。
平日は仕事をして、休日は自分の時間を過ごすという夫婦もいます。
毎週でなくても、月に何度かは別行動をしたり、土日のどちらかはお互い干渉せずに別行動するという形もあります。
子供がいる場合は、子供の面倒をどちらかに任せて、一人の時間を作る工夫をすることもできます。
また、夫が休日で家にいる場合は、自分が家にいないようにするという妻もいます。
昼間の時間、妻に一人の時間を与えるために、数時間ウォーキングをしているという健気な夫もいるようです。夫や妻が家にいる時は、あえて外出するという人も少なくありません。
買い物は一人で行くという夫婦は多いようです。
デパートやスーパーに買い物に行く時など、自分の興味と趣味で行動したほうが、ストレスなく動けるので、あえて別行動をします。
実際、妻の買い物の時間が長くて待てないという夫もいるので、お互いのためには別々に買い物をして後で待ち合わせをするというパターンがいいでしょう。
夫婦で、インドア派とアウトドア派で分かれる場合もあるでしょう。
それぞれ好きなことをするために、別行動をしてうまくいっている夫婦はたくさんいます。
それぞれの友人と会いたい時に会い、同席することはしません。夫の飲み会、妻の飲み会は分けて、共通の友人がいても決して誘わないし誘われないという割り切った人もいます。
趣味に干渉しない、それぞれが好きなことをすることで、自分の趣味にも没頭できそうです。
親戚などの家に行く時は、夫の親戚関係は夫、妻の親戚関係は妻というふうに、割り切って別々に行くようにしている人もいます。
そうすることで、気を使わずに気楽に過ごすことができます。行く毎に不満に感じることもなく、家族水入らずで過ごした方が良い場合もあるでしょう。
最近は、何でも柔軟性を持ってさまざまな夫婦関係を作っていく人が増えています。
夫婦のちょうどよい距離感は、人それぞれ異なります。自然に距離感を保てる場合は問題ありませんが、あえて別行動をとったほうがうまくいくという夫婦も多いようです。
夫婦円満において適度な距離感を保つことは、長く続く人生の上で重要な要素のひとつです。お互いが信頼して歩み寄りつつ、心地よい距離感を探っていきましょう。
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