熟年不倫が増加傾向にある最大の理由は、インターネットの普及です。
今やどこの家庭もインターネット環境が整い、パソコンやスマートフォンの普及は1人1台、それ以上とも言われています。
熟年の既婚者が容易に繋がるサービスやコンテンツが増加し、新たな出会いを探すこともできます。
今話題の、熟年不倫をする既婚者の理由や特徴などを紹介しますので、参考にして下さい。
年齢を重ねても、刺激を求める人は少なくありません。
年齢を重ねるごとに、男性は男性ホルモンが増え、女性は女性ホルモンが減少していきます。
中高年になって、突然性欲に目覚める人もいます。夫婦関係も長いため、既に恋愛感情など失われ「家族」という形に変化しています。
そのため、どうしてもパートナー以外の他の異性に目がいってしまうようです。多忙だった子育て期間から解放され、ようやく男性・女性として見られたいという気持ちが生まれるようです。
今までは、子供の成長や将来のために、無我夢中で頑張ってきた夫婦ですが、子供の自立によって、自分自身の心を支えていたものが消え、寂しさを埋めるために、熟年不倫へと走る人も少なくありません。
仕事、家事や育児に追われている時は、そこで自分の存在価値を見出していましたが、それが無くなってしまい、パートナー以外の異性で心の隙間を埋めようとします。
不倫をするには、思っている以上に時間とお金がかかります。
不倫の相手と会えば、ホテル代や食事代などのデート代もかかります。
しかし、中高年は、時間にもお金にも余裕があるため、不倫しやすい環境が整っています。
今まで子供にかかっていた教育費等もなくなり、経済面でもかなり安定している時期になります。
そんな環境が、熟年の不倫に走る要因とも言えます。
長年の夫婦生活で、さまざまな不満が溜まって、お互い顔を見るのも嫌という夫婦もいるでしょう。
また、相手の言動がストレスになっているという人も少なくありません。
不倫しようと思っていたわけではなくても、既に気持ちの面で夫婦関係が破綻している人もいるので、異性が優しく接してくれるような出会いがあれば、すぐに不倫へ足を踏み入れても、おかしくありません。
中高年層になってくると、夫が定年退職するような時期になります。
今までは、夫が仕事に行っている時間に、自分のペースで家事をしたり、買い物や食事をし、時に友人とランチに行ったりという自由な生活を送ってきた妻は、夫の退職によって、自分のペースが大きく乱れ、ストレスを抱えるようになります。
1日中家で夫と顔を合わせることが苦痛になり、何らかの理由を見付けて、外出することが増えてきます。夫への不満も重なり、そこから新たな出会いを求めてしまう既婚女性が少なくありません。
長年結婚生活をしていると、「お父さん」「お母さん」としか呼ばれないようになります。
そうなった時に、自分に男、女としての魅力がなくなったのではないかと不安を覚える人もいます。
また、周りからも高齢者扱いされるようになるのと同時に、体力の衰えや見た目の老いも感じるようになるので、自分に自信が持てなくなる人も多いようです。
そのため、異性にモテて、まだ十分に魅力があることを再確認したいという欲求が生まれてきます。
自分に好意を寄せてくれる異性と一緒にいると、失いかけていた自信を取り戻せたように感じられるので、不倫に走ってしまいます。
時間とお金に余裕があり、精神的に繋がっているカップルが多いため、自然と不倫の関係は長続きします。
中高年の不倫は、心の拠り所を求めて同じ空間を過ごすことになるので、穏やかな付き合い方になることが多く長期化する傾向があるでしょう。
若い頃のように、体の繋がりばかりを求めるわけではなく、精神面での繋がりが大きいのが、熟年不倫の大きな特徴です。
長い間築いてきた家庭での不満や状況を分かり合うことができ、自分を認めてくれる大事な存在になるのでしょう。
夫婦生活が長く、パートナーの事をお互い異性として見ていないので、浮気や不倫をするとは夢にも思っていないことが多いようです。
多少帰りが遅くても、泊まりで旅行に出かけようと、怪しまれることがないため、不倫をしている本人は、どんどん調子に乗って深い付き合いに発展します。
中高年と言っても、今や誰もがパソコンやスマホを使っている時代です。
パソコンやスマホを使いこなして、インターネット上でやり取りをし、自分と同じ環境の相手を探すことができます。
SNS上で、昔の恋人と繋がったり、既婚者マッチングアプリで不倫相手を探す熟年も少なくありません。
気の合う相手が見つかり、住んでいる場所が遠かったとしても、時間とお金に余裕があるため、ためらうことなく不倫が始まります。
熟年不倫をしている既婚男女は、ほとんどが若いころにバブル期を過ごしている人たちです。
バブル期は派手な生活をして過去を自慢したがる人たちは、一度不倫を味わうとなかなかやめられずにハマってしまうようです。
バブル期に比べ地味で質素な現代を過ごしていると、若い頃がより輝いて見え、恋愛を楽しもうという気持ちになるのかもしれません。
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