夫婦喧嘩は犬も食わないという諺もあるように、どんな夫婦でも夫婦喧嘩はしていることです。
とはいえ、夫婦喧嘩を何度重ねてもすぐに仲直りしてうまくやっている夫婦も少なくありません。
そんな仲の良い夫婦が実行しているルールがあります。最悪の夫婦喧嘩にならないために、実行している10のルールを紹介しますので、参考にしてみて下さい。
夜の話し合いはなるべく避け、明るい時間帯に話し合うというルールにすると良いようです。
夜はお互いに、精神的にも肉体的にも疲労しているので、まずは身体の疲れをとることが優先です。お互いにリフレッシュした気持ちになり、平常心で話せる環境を作り、そこから話し合うことが大切です。また、話し合いはできるだけ早めに解決するようにし、後日まで引きずらないことも大切なルールになります。
パートナーが意見を言ったら、まずはそのまま受け止めるようにしましょう。途中でさえぎったり、否定や無視は喧嘩を悪化してしまいかねません。そうすれば、お互い、意見を受け止めてもらえていると思い合え、その後の歩み寄りがスムーズに進みます。
言葉の少ない相手に対してやってしまいがちなのが、逃げ道がないように追い詰めてしまうことです。相手の理屈をことごとく封じ込め、最後は逆切れするしかないところまで追いつめてしまう人もいます。しかし、これでは相手の反発を誘うだけで、理解を得られない場合が多くなってしまいます。
相手の理論を論破するのではなく、あえて一つぐらいはパートナーの主張を認めてあげることで、追い詰めすぎることを防げます。
喧嘩になると、ついつい自分を有利にさせたくなり、相手を責めたり、非難したりしがちですが、それでは効果的な解決策には繋がりません。相手がどうかではなく、自分の気持ちや考えを伝えることで、お互いに理解し合えることもあります。
パートナーの気持ちや考えを積極的に聞いて、相手のことが理解できれば、自分に有利なことばかりの選択ではなく、 お互いウィンウィンになれる方法を探しやすくなります。
やってしまった事実はどんなことであっても、変えることはできません。過去のことを昨日の出来事のように、感情的になって長々文句を言って、嫌がられるケースは少なくありません。これは、特に女性にありがちですが、気持ちを切り替えて前向きにならなければ、過去の喧嘩は止まりません。
夫婦間でトラブルがあった際には、何かの事情や環境の変化によることがあります。その場合は、今現在に合った夫婦ならではの良い方法を考えましょう。そこから新しいものが生まれ、喧嘩によって、より深い絆を持つことができます。
話す内容は、過去ではなく未来のことに徹しましょう。結婚当初を思い出して、そのイメージを改めて共有することがポイントで、理想の夫婦になっていくためにできることを話し合っていきましょう。
夫婦喧嘩をすることを避けて、どちらかが我慢するといったことは、よくあるようです。我慢が積み重なると多大なストレスになり、どこかにはけ口を見つけなければ気が済まなくなってしまいます。
それよりも、相手に気持ちをぶつけて、前向きに話し合えるよう、素直に正直な気持ちを伝えることをお勧めします。
夫婦喧嘩をしているうちに、だんだん声が大きくなってきて、最後には怒鳴り合いになることもあるかもしれません。
こうなる前に、大声になってきたなと思ったら、いったん議論をストップして、外に出るなどして頭を冷やしましょう。
怒鳴り合いは冷静さを失わせるだけという結果になりがちです。外の空気を吸って深呼吸をするだけでも、高まった感情のクールダウンになります。
感情的になると相手への暴力に及んだり、あるいは物に当たって、何かを壊したりなどは夫・妻を問わず、最も慎まなければなりません。
力による支配や脅し、威嚇は何の解決にもなりません。それどころか、暴力をふるったほうの評価を下げてしまうことになります。夫婦喧嘩はあくまでも言葉でのやり取りで進めましょう。
夫婦喧嘩は、パートナーを理解する手段、また自分の考えを相手に上手に伝える手段として、ますます必要となってきているのかもしれません。
ときには、夫婦関係にプラスになったり、マイナスになったりすることもあります。適度な夫婦喧嘩で上手にガス抜きをしたほうが、ストレスのない夫婦関係が築けて、夫婦間にたまった老廃物を排出するデトックス効果をもたらせてくれるかもしれません。
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