最近では、多くの人に「週末婚」という言葉が認知されてきています。多様性が広がる現代で、夫婦の結婚生活も変わってきました。そもそも週末婚とは、どういう結婚のスタイルなのか、週末婚にはどんなメリット・デメリットがあるか、どんな夫婦に向いているかなど週末婚の魅力について徹底解説します。
平日は独身のように一人での生活を送り、週末だけ同居して夫婦としての生活をするという形を「週末婚」としています。
独身と結婚の良いとこ取りとも言えますね。
最近は、共働き夫婦も多く将来的にキャリアアップしたいと考える女性も多くいます。
特に、まだ子供のいない夫婦は独身時代の生活スタイルを変えたくないという人もいます。
一緒に暮らさなければならないという考え方も、多様性を尊重する夫婦には存在しなくなってきています。お互いが納得しているのであれば、週末婚を検討するのもありでしょう。
平日は、自分の時間を有効に使うことができ、家事の役割分担などで揉めるようなこともありません。
週末しか会わないので、マンネリ化を防ぎ恋人気分が味わえるのもメリットと言えるでしょう。
それぞれが別の場所に住むことで、同居の2倍の費用がかかります。週末婚は貯蓄がなかなか出来ないケースが多いようです。
結婚はしたけど価値観が違ったり、独身時代の自由気ままな生活を崩されたくない、お互い縛られることなく生活がしたいと思えば、検討してみてもよいでしょう。
仕事をするうえで、生活時間帯が全然違う夫婦もいます。寝る時間と起きる時間もバラバラだったり、一緒に暮らすとストレスになることもあります。
数年おきに転勤があると生活環境を変えるわけにもいかず、単身赴任を選択する夫婦や家族もいます。これは、結婚前から覚悟しているでしょうが、事前に話し合っておく必要がありそうです。
子供もいなく、共働きでしっかりとした収入があるのであれば、経済的にも安定しているでしょう。また、キャリアや地位をアップさせたい夫婦であれば最適ですね。
一人で過ごす時間を大切にし、相手がいなくても有意義に過ごせる夫婦ならとても向いていると言えます。また、相手の過ごしている時間を邪魔せず生活や交友関係を詮索したりしないのは大切ですね。
浮気を心配する人、会えなくて寂しい、など精神状態に影響を及ぼすような人は精神的に自立しているとは言えません。
週末婚をするには、生活費が2倍かかります。また、外食が多くなったり交際費もいることでしょう。同居していれば必要のない出費があるので、節約したい夫婦には向かないでしょう。この費用を無駄と思わず、経済的にも余裕のある夫婦であれば大した問題ではないと言えます。
お金に関することは、必ず事前に相談するなどのルールを決めておくと良いかもしれませんね。
週末しか顔を合わせないので、日々のコミュニケーションが不足になりがちです。日頃からLINEや電話でのコミュニケーションをしっかり取り合ってすれ違いのないようにしましょう。
週末婚に対して理解のない人も多いと思います。お互いが納得しているのに、周りから心配されたり酷いことを言われたりすることもあるかもしれません。そういうことも覚悟して気にしないスタンスを保つことも大事ですね。
一般的には子供ができるまでと考えるようです。子供が生まれると、夫婦で協力し合い子育てをしないと子供への影響があるので、多少は我慢しながら子供中心の生活に変えていこうという認識です。
また、家を買う計画や老後資金の準備なども、いつかは決めていくライフプランでもありますね。将来的なことも話し合っておきましょう。
賛否両論ありますが、一人で暮らす時間も一緒にいる時間と同じように大事と思う夫婦には、週末婚もおすすめです。
ずっと一緒にいると、相手の言動が気に障ったり束縛しがちになります。家事もやってくれて当たり前、やって欲しいのにしてくれない、帰りが遅いなど、不満だらけの生活をするより週末婚を選択する方がより魅力的な結婚生活を送れそうです。
週末婚は、結婚スタイルの選択肢として新たな常識になってくるでしょう。