結婚後に必ず突き当たる問題のひとつとして、夫婦のセックス事情があります。
最近ずっとごぶさたかもしれない、夜の夫婦生活がない…これってセックスレス!?と考えている夫婦はたくさんいるのではないでしょうか。なぜそうなったのか、セックスレスの理由やリスク、また対処法などを考えていきましょう。
日本はセックスレスが最も多い国だと言われています。既婚者の半数はセックスレスという統計もあります。
一般的に、1か月以上のセクシュアルコンタクトがないことをセックスレスと定義しています。
1か月は短すぎるような気がしますが、夫婦によっては、3カ月に1回、半年に1回でちょうどいいという場合もあります。
セックスレスの背景として、夫婦共働きで経済的に自立した妻が増えてきました。妻の家庭内での発言権が高まり、望まないセックスを拒否することができるようになったとも言われています。
言いたいことが言えるのは素晴らしい関係であるのですが、セックスレスによって夫婦関係が希薄になることもあります。
夫婦どちらかに不満があったり、本音を隠しているままでは、良い状態とは言えません。
夫婦は年数が経つことで、男女から家族へと関係性が変化していきます。どうしても、生活感が漂ってセックスの対象として見られないのは仕方がありません。しかし、セックスレスが続くと夫(妻)の浮気・不倫へと走らせる原因にもなります。
自分の魅力を確認したい、もうこのまま男(女)として終わってしまうのかと、満たされない思いが爆発する可能性があります。
また、パートナー以外の人に魅力を感じていまいやすく、浮気から本気になり離婚へと発展しまうというリスクもあります。
【夫側の理由】
【妻側の理由】
夫側にも妻側にも「面倒くさい」「拒否されるのが怖い」という回答が共通しています。
毎回誘っても拒否されると、傷ついてしまい、自分にはもう魅力がないのかと思う人も少なくありません。
断り文句は「疲れているから」「眠いから」「明日早いから」というこの3つのワードです。
こうなってしまうと、誘われる側も誘う側も、寝室に行くのが辛くなってきます。セックスレスは、気まずい思いをしながら生活することにもなりそうです。
セックスレスになったのには、どちらにも問題があったからと考えなければなりません。
出会った頃の恥じらいもなくなり、身なりも構わなくなれば、やはり気持ちも冷めてしまうものです。たまには、男性らしく・女性らしく感じられるファッションや振る舞い方も大事です。
内面も外見も、自分を磨いて魅力を上げていきましょう。
日々のスキンシップとコミュニケーションだけでも、二人が幸せを感じられ、そこからセックスへと発展していくこともあります。
喧嘩をして歩み寄ることもせず、嫌な思いを溜め込んだりしていませんか。
あなたの言葉や態度ひとつで、パートナーが変わる可能性は大いにあります。
相手を変えようとせず、自分が変わると自然に相手の気持ちも変わってくるものです。
感謝の気持ちを忘れずに、「ありがとう」「おつかれさま」と機嫌よく言うだけでも違います。
家族を思い通りに仕切ったり、イライラしたり、嫌味を言ったり、不満をぶちまけるモンスター夫・妻にならないようにしましょう。
また、ダメ出しばかりしては否定された感が強くなります。できるだけ、褒めて良い気分にさせてあげましょう。
夫婦二人で環境を変えてみるために、家事を少し休んで食事に行く、旅行に行く、部屋のムードを変えてみても良いかもしれません。
海外の夫婦は、ベビーシッターに子供を預けて二人だけの時間を作ってデートするのは当たり前のようです。
夫婦で解消できない場合は、思い切って婚外恋愛の相手を探すというのも一つの方法です。
既婚者のためのマッチングアプリで、自分の条件に合った異性を探すことができます。
同じようにセックスレスの問題を抱えている人もいるでしょう。既婚者同士、同じ境遇で分かり合えて楽しむことができれば、うまく解消できる方法と言えます。
セックスレスになった理由の裏側には、寂しい・構ってもらいたい・優しくされたい気持ちがあります。本当の理由をよく考え、自分で理解しておくだけでも、気持ちに余裕ができます。
セックスレスのほうが家庭平和だという考え方もあります。夫婦二人でオープンに話して意識を変えてみることで、セックスレスも解消できるかもしれません。
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