浮気や不倫は何気なく使用している言葉ですが、意味やとらえ方は人それぞれあるようです。
一般的には、既婚・独身に関係なく、パートナー以外の者と肉体関係を結んだ場合は浮気と言い、そのなかでも、既婚者が配偶者以外の人と肉体関係を結んだ場合を不倫と考える方が、多いのではないのでしょうか。
浮気と不倫の違いと心理的な要因を考えてみましょう。
・浮気は婚姻の有無は問わず、恋人関係であっても使います。
・浮気が、浮ついた気持ちと表現されるように軽い気持ちであると考えます。
・浮気をした人間が既婚独身に関係がなく、パートナー以外の異性と肉体関係を持った場合に使われます。
・配偶者や恋人以外の人に恋愛感情を持ってしまった場合、肉体関係のあり・なし関わらずに使います。
・浮気=心が浮ついて移りやすいことの意味で、行為よりも気持ちの動きが中心となるようです。
・不倫のように道徳的な意味も含まないため、婚姻の有無や肉体関係の有無、関係をもった期間などは重視されず、気持ちが一瞬他へ移っただけでも使われます。
・また、「他の店に浮気してた」といった言い方もされるように、男女関係に限らず使われる言葉でもあります。
・不倫は結婚している場合のみ使います。
・不倫は本気で相手のことを好きになってしまっている状態ととらえることもできます
・パートナー以外の異性と肉体関係を持った者が既婚者であったとき、またはその両方が既婚者であった場合に不倫といいます。
・一般的に配偶者以外と肉体関係を持った場合は不倫と言います。
・不倫は「人の道にそむく」というのが本来の意味です。
・戦前から道徳的に許されない恋愛の意味でも使われ始めたようです。
・不倫は婚姻関係にありながら、他の異性と継続的な肉体関係を続けるという、浮気よりも限定的な意味で使われます。
長い付き合いになればなるほど落ち着きが出てくるものですが、あまりにもマンネリ化しすぎたり日常がつまらないと感じるようになると、新らしい刺激を求めて浮気や不倫に走ったりします。
パートナーと価値観が違ったり、不満があると自分が安らげる場所がなくなります。
誰にも甘えたり頼ったりできずにストレスが溜まり、家庭から逃げたくなり他の居場所を求めるようになり、これが浮気や不倫へと発展していきます。
また、お互い喧嘩している場合は、当てつけのように浮気や不倫に走ってしまうパターンもあるでしょう。
セックスのマンネリ化だったり、セックスレスなどにより性的な欲求不満が長期におよんだときには、当然この性的欲求を解消したいという気持ちが大きくなります。
男女の性欲の高まりには違いがあり、例えば、夫の性欲が衰えてきたころに妻の性欲が高まり、上手くいかないことから欲求不満になってしまうことも少なくありません。
浮気も不倫も定義は人それぞれですが、既婚者が配偶者以外の相手と肉体関係を持つのが不倫、既婚・未婚にかかわらずパートナー以外と関係を持つのが浮気という使い方をするようです。
また、精神的な側面から本気かどうかということで、浮気と不倫を違うものととらえることもできるでしょう。
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