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既婚男性フリーランサーのモーニングルーティーン
2025.04.03こんにちは、31歳でフリーランスのWebデザイナーをしているユウタです。妻(29歳)と郊外のマンションで二人暮らしを始めて数年が経ちました。子どもはあえて持たない選択をした共働き夫婦、いわゆるDINKsというやつです。二人だけの気ままな暮らしはとても快適で、「子どもがいなくても充分楽しいね」と日々実感しています。私たちは旅行が大好きで、時間さえあれば国内外へふらっと出かけるアクティブな夫婦です。その反面、日常生活では必要最低限の物だけで暮らすミニマリスト志向でもあります。そんな私たちの日々の暮らしぶりは、夫婦二人だからこそのゆとりや工夫にあふれています。
本記事では、私の朝のルーティンをリアルな第一人称視点で紹介したいと思います。平日のある一日、起床してから朝食を共にし、それぞれ仕事に取りかかるまでの様子を綴りました。子どもがいない現代的な夫婦の等身大の朝を、ユーモアを交えつつ描いてみます。それではさっそく、我が家のモーニングルーティンをご覧ください。
7:00 起床~静かな寝室で目覚める
郊外のマンションの寝室で朝7時に目が覚めます。カーテンの隙間から朝日が差し込み、部屋の中は静かです。子どもはいないので、誰かに「パパ起きて!」と叩き起こされたり、泣き声で飛び起きたりすることもありません。そのおかげで、目覚めの瞬間はとても穏やかです。私は布団の中で軽く伸びをしてから、ゆっくりと上体を起こしました。
ちなみに、起きてすぐスマホを見るのはやめるよう心がけています。以前はベッドの中でSNSやニュースをだらだらチェックしてしまうこともありましたが、朝の貴重な時間を奪われてしまうので今は我慢です。スマホは枕元に置いたまま、まずは自分の体と頭をちゃんと起こすことを優先しています。
布団から抜け出したら、最初にするのはベッドメイキングです。これは数年前から習慣にしています。ベッドを整えることで小さな達成感が得られ、一日のスタートに自信が持てると聞いたことがあるからです。実際、シーツをピンと張り枕を揃えるとシャキッとした気持ちになります。ミニマリストらしく寝室にはベッド以外ほとんど何も置いていないので、ベッドメイキングもあっという間。シンプルな白い寝具を整えたら、スリッパをつっかけて寝室を出ます。
7:15 朝の身支度と小さな習慣
洗面所で顔を洗って歯を磨きます。鏡に映る寝ぼけ顔に「今日も頑張ろう」と小さく気合を入れてみました。ちなみに私は毎朝、まずコップ一杯の白湯を飲むようにしています。寝ている間に乾いた体にじんわり染み渡って、スッと目が覚める感じが心地よいからです。それから着替えです。仕事は在宅ですが、パジャマのままだとどうにも気が引き締まらないので、部屋着代わりの楽なジーンズとTシャツに着替えます。ミニマリスト夫婦の我が家は服の数も多くないため、「今日の服装に悩む」なんて時間もかかりません。クローゼットからお気に入りのグレーのTシャツを手に取り、サッと袖を通しました。
身支度が整ったら、部屋の中を軽くリセットします。寝室の窓を開けて新鮮な空気を入れ、リビングのカーテンも全開にしました。朝の光と一緒にひんやりした空気が吹き込んできて、一気に頭が冴えていきます。ついでにリビングの観葉植物に水をやり、部屋を見回して散らかっているものがないか確認しました。もともと物が少ないので散らかりようもないのですが、昨夜読みかけの雑誌がソファに出しっぱなしだったのを本棚に戻します。こうした小さな習慣のおかげで、いつでもスッキリ片付いた空間を保てているんです。
7:30 コーヒータイムと夫婦の朝食
朝食は我が家にとって大事な夫婦の時間です。私はキッチンでコーヒーを淹れ、妻はその間に簡単な朝食の用意をします。我が家の朝は毎日コーヒーの良い香りから始まります。お気に入りのコーヒー豆を手挽きミルで挽き、お湯をゆっくり注ぐと、部屋中に香ばしいアロマが広がりました。コーヒーを淹れていると、「いい香り~。起きる気になってきた!」と寝室から妻の声が聞こえてきます。どうやら妻も目が覚めたようです。
妻がキッチンにやってくると、ちょうど淹れたてのコーヒーが二人分できあがったところでした。今日の朝食メニューは、昨晩の残り野菜で作ったグリーンスムージーと全粒粉パンのトースト、それにヨーグルトとフルーツです。旅行好きな私たちは、「次の旅行では本場のクロワッサンを食べたいね」なんて話しながら、朝から旅の思い出話で盛り上がることもあります。たとえばパリ旅行の思い出を語りつつクロワッサン気分でトーストをかじったり、ハワイで飲んだトロピカルなスムージーを懐かしんでみたり。そんな他愛もない会話に、二人でクスクス笑い合いました。
ダイニングテーブルに向かい合って座り、「いただきます」をします。窓の外では近所の子どもたちが元気に通学していく声が聞こえてきました。それをBGMに、私たちは「今日も賑やかだねぇ」と目を合わせて微笑みます。子どもがいない我が家の朝は、こうして静かでゆとりがあります。今や子どもをあえて作らない“選択子なし”の夫婦も珍しくないそうです。私たち夫婦もまさにそのタイプで、二人だけの穏やかな時間を何より大切にしています。熱々のコーヒーをすすりながら、「子どもがいなくても毎日楽しいね」なんていちいち口に出さなくても、顔を見合わせるだけでお互いニヤリとしてしまいました。
8:00 ゆったり過ごす二人の時間
朝食を食べ終わっても、まだ8時。時間に余裕がある朝は本当に贅沢です。妻と二人で食器を下げながら、「平日の朝からこんなにのんびりできるのはありがたいね」と話しました。使った食器は二人分だけですし、もともとお気に入りの食器しか持っていないので洗い物もすぐ終わります。共働きとはいえ、私も妻もフリーランスで自宅で働いているため通勤のストレスとは無縁です。テレビをつければ朝のニュースでは通勤ラッシュや渋滞の映像が映っていますが、それを横目に「大変そうだね~」と他人事のように会話できてしまうのが、少し申し訳ないくらいです(苦笑)。もちろんそのぶん夜遅くまで仕事をする日もありますが、朝ゆっくりできる生活リズムの方が今の僕らには合っています。
キッチンを片付け終わった後は、しばしそれぞれ自由時間です。妻はソファに腰かけスマホでSNSをチェックし始めました。一方私はもう一杯おかわりのコーヒーを淹れて、ベランダに出てみます。バルコニーには折りたたみチェアと小さなテーブルだけというミニマルな空間ですが、そこで深呼吸すると爽やかな気分になりました。空を見上げながら「今日もいい天気だ。洗濯日和だなあ」と感じたり、ベランダ越しに聞こえる小鳥の声に耳を澄ませたりします。遠くには街へ向かう車の音。こうして家にいながら外の景色を眺めるひとときは、在宅で仕事をする僕にとって大事なリフレッシュ時間です。
8:30 仕事モードへの切り替え
コーヒーを飲み干したら、そろそろ仕事を始める時間です。私はリビングの一角にある自分用のデスクへ移動しました。ノートパソコンを開き、今日やるべきタスクを確認します。Webデザイナーとしてのフリーランス案件の進行チェックや、クライアントからのメール返信が朝一番の業務です。妻も隣の部屋にあるワークスペースへと移動し、それぞれ黙々とパソコンに向かいます。家の中に二人いるとはいえ、仕事を始めるとお互い自然と集中モードに入るので、リビングもシーンと静まり返りました。
私は作業に取り掛かる前に、気分転換にお気に入りのBGMを小さな音で流します。観葉植物のグリーンが目に優しいリビングのデスクで、マグカップを傍らに置きつつキーボードを叩き始めました。ふと思い立ってアロマディフューザーのスイッチを入れ、柑橘系の爽やかな香りを漂わせます。こういうちょっとした工夫が、自宅でも集中して働くコツだと自分では思っています。気がつけば、妻のキーボードを打つ音も隣の部屋から聞こえてきていました。
時計を見ると8時30分を少し過ぎたところ。世間の会社員がちょうど朝礼をしている時間でしょうか。私も心の中で「よし、やるぞ!」と号令をかけ、本格的に仕事に集中し始めました。こうしてフリーランス夫婦のゆるやかな朝時間は幕を閉じ、ここから先はいよいよ一日の本番スタートです。
おわりに
以上、31歳子なしフリーランス夫である私のモーニングルーティンをご紹介しました。特別なことは何もない、どこにでもあるような朝かもしれません。でも、私たちにとってはこの何気ない朝こそがかけがえのない幸せな時間です。ミニマリストな暮らしのおかげで朝の家事は最小限に抑えられ、子どもがいなくても夫婦二人で充分楽しく過ごせています。これから歳を重ね環境が変わっても、この穏やかな朝の時間だけはずっと大切に守っていきたいものです。
ちなみに週末には、近所のお気に入りカフェでモーニングを楽しんだり、旅先では思い切り朝寝坊を決め込んだりと、日によって朝の過ごし方は変化します。それも含めて、夫婦二人の朝時間をめいっぱい満喫しています。今日も美味しいコーヒーと笑い声で始まった朝に感謝しつつ、仕事に励みます。それでは、皆さんも良い一日を!
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