共働きの夫婦は、専業主婦の夫婦よりセックスレスになりやすいとされています。
二人で幸せな家庭を築いていくために、共働きという選択をしたはずなのに、それが夫婦のすれ違いやセックスレスの原因になってしまうのは寂しいことです。
共働き夫婦がセックスレスにならないようにするためには、どうすればいいのでしょうか。
共働き夫婦がセックスレスになりやすい理由と、解消方法を紹介します。
お互い仕事のペースがあるため、生活時間がずれやすいというのは共働き夫婦にありがちです。
職種によっては、勤務時間帯が全く違っていたり、休日が合わないということもあります。どちらかが夜勤の場合、夫婦なのに顔を合わす機会がほとんどないというパターンもあるようです。
共働きの夫婦がセックスレスになるタイミングとして、生活リズムが合わなくなったというのは大きな理由の一つになります。
仕事が忙しい時期が違うと、疲れているタイミングがずれて、どちらかがセックスを拒否するという日が増えます。
また、朝早くから夜遅くまで働き続ける夫婦は、仕事で消耗し過ぎていることに加えて、家事や育児でもやるべきことが多いため、セックスをする体力が残っておらず、そのままセックスレスになるケースがあります。
自ら、仕事に集中したいから、今は妊娠するのは困ると考えてセックスを控えるようになったり、マンネリ化してセックスレスになるケースもあります。
パートナーやセックスに対してマイナス要素はないけれど、妊娠を避けようとする心理から、行為そのものから遠のいてしまうということもあります。
多くの場合、疲れていてセックスするよりも、ゆっくり寝たいというのが本音かもしれません。
それぞれ仕事との両立に苦戦していて、セックスというムードには程遠くなりがちです。
意外とよく見られるのが、セックスレス以前に、パートナーに対する不満があるということです。
特に、家事や育児の分担について不平等と感じ、相手に不満を抱いているということが多そうです。
ゴミ出しや、洗濯、買い物、子供の送り迎えなど、二人で協力してこなす家事・育児はたくさんあります。
それを、どちらかが負担に感じて仕事との両立で疲れていると、セックスどころか、パートナーに優しくしたり、いたわる気持ちにすらなれません。
お互い忙しくて、事務的な連絡になりがちだったり、相手に対する不満の感情をぶつけてしまうことで、まともに話もできないといったコミュニケーション面の不満に発展するケースもみられます。
セックスも夫婦にとって大事なコミュニケーションの形なので、不満がある状態ではその気になれなくなるのも当然です。
余裕のなさがセックスの機会を奪っているのなら、まずは余裕を作り出す必要があります。
それぞれ頻度は違いますが、週に1回はセックスをする、月に1回はゆっくりした時間を取るといったようにセックスをする時間をつくることが大切です。
帰宅してからの家事も大変ですが、時には手を抜いて完璧を目指さないようにしましょう。
疲れているときは、行為すら面倒と感じるかもしれませんが、セックスレスを防ぐためには、定期的にセックスをすることがとても大切です。
また、今までのセックスへのこだわりを捨てるというのも、大事です。
例えば、短時間のセックスでも良しとすること、夜ではなくて朝にセックスする、挿入にこだわらずにスキンシップを優先するなど、やり方は色々あります。
忙しい夫婦でも、意識的にコミュニケーションの時間を取ることも大切です。
朝食、夕食、寝る前の少しの時間など、負担にならない程度の時間は作れるはずです。
セックスレスになりそうなときは、コミュニケーションやスキンシップができているかを考えてみるべきでしょう。
セックスができないときでも、夫婦関係の悪化を防ぐことができ、気持ちの安定にも繋がります。
共働き夫婦は、お互い仕事のストレスもあり、忙しい日々を送っていると、どうしても心の余裕がなくなります。
また、共に働いて育児をこなすことで、同士としか見られなくなることも多くなりがちです。
夫婦はいちばん身近な存在だからこそ、パートナーに対していらだちを感じてしまったり、勝手に幻滅してしまうこともあります。 セックスの前に、より相手を理解する心と、パートナーへの配慮が大切なのかもしれません。
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