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共働き夫婦が1日5分でできる絆を深める方法とは?

2025.06.04

忙しい共働き夫婦でも、1日たった5分で絆を深めることは十分可能です。本記事では、毎日の生活に取り入れやすい具体的な方法を複数紹介。仕事の話ではなく「今日あった面白いこと」をシェアする会話や、短時間でも心が通じるハグ・キスといったスキンシップ、小さな「ありがとう」を伝える感謝習慣、さらにお題カードや1問クイズを使ったゲーム感覚のコミュニケーションなど、手間なく始められるアイデアを夫婦仲改善方法を提案しています。筆者の実体験を交えながら、無理なく継続できるコツや習慣化のヒントも。関係性が薄れがちな忙しい日々の中でも、ふたりの心の距離を縮めるためのきっかけがここにあります。小さくとも大きな第一歩を応援する内容です。

忙しい毎日の中で、お互いの顔をゆっくり見て話す時間、減っていませんか?共働きの夫婦だと、朝はバタバタ、夜はクタクタで「明日の予定どんな感じ?」や「晩ご飯はいるの?」などの淡白な会話の毎日…なんてこともありがちですよね。それぞれ仕事に追われる中、「最近なんだかパートナーとの心の距離が開いてきた気がする」と感じている方もいるのではないでしょうか。

夫婦間の絆を深めるのには毎日多大なパワーと長い時間を捻出する必要はありません。実は日常のたった5分の工夫で夫婦の心のつながりをグッと強くすることができるんです。私自身、仕事に追われて「会話はまた今度」と先延ばしにしがちな時期がありました。でも、小さなアクションを心掛け、習慣にしたことで、工夫をする前と比べると夫婦仲はかなり良くなったと実感しています。

本記事では、共働きで忙しい夫婦に向けて、1日5分でできる絆を深める方法をいくつか紹介します。どれも今日から気軽に試せるものばかりとなってますので、無理なく楽しみながら夫婦仲を良くできる方法をチェックしてみましょう。

毎日の「5分会話」で心を通わせる

まず、ご紹介するのはコミュニケーションの基本となる「会話」です。どんなに忙しい日でも1日5分だけ、夫婦でゆっくり会話する時間を意識的に作ってみましょう。ポイントは「普段行っている日常の連絡事項以外」の話題です。たとえば「今日あったちょっと面白いこと」や「最近興味のあるコンテンツ」などをお互いにシェアするのはいかがでしょう。心理学の研究結果でも、日々の出来事や感情を共有しないままでいると関係が希薄化することがわかっています。パートナーと「日々の出来事やその際の感情」を話せない状態が続くと、お互いの存在が当たり前になってしまい、パートナーへの感謝や親しみが薄れてしまうといいます。逆に言うと、短くても毎日そうした会話をする機会を設けることによって、慣れ親しんだ関係であっても新鮮さと安心感が生まれます。

実際に私は夜寝る前の数分を「今日のハイライト報告タイム」と題して、旦那と言葉を交わす時間としています。布団に入ったら「今日あったことはね…」と切り出して、お互いにその日の小さな出来事を話すことにしています。たったそれだけ?と思うかもしれませんが、これを行うことによって相手がその時どう思ったのかや何を考えていたのかを知るきっかけになります。お互いの表情を見ながら「そんなことあったんだ!」と自分が知らないパートナーの日常を知ることはあまり時間が取れない中でも心の距離を縮めることにつながります。

なお、「疲れているから後でね」は禁句です。もちろん疲労困憊の日もありますが、完全に会話をシャットアウトしてしまうと、相手は「仕事の方が大事なんだ」と疎外感を感じてしまいがちになります。実際、私自身も以前に寝る前の数分間を「今ちょっと無理」と会話を先延ばしにしたら、相手も同じように断ったりと習慣化したものが崩れそうになってしまったことがあります。どんなに疲れていても「話してたら寝るかもしれないけど…」などの前置きするなど相手への配慮を示せば、思いはちゃんと伝わるもの。「毎日の小さな肯定的なやり取り」が夫婦関係の満足度を30%以上高めるという研究結果もあるほどです。ほんの数分の雑談でも、「自分に関心を向けてくれている」という実感がパートナーの心を温かくしてくれます。

ハグやスキンシップで安心感を得る

次におすすめする方法は適度なスキンシップをとることです。言葉を交わす時間を取ることが難しくても、スキンシップ(肌の触れ合い)なら一瞬で心の距離を縮めてくれます。忙しい夫婦ほど意識して取り入れてほしいのが、ハグやキスなどの特別な相手にのみ許すスキンシップの方法です。例えば朝出勤前にギュッとハグをしたり、夜寝る前に「おやすみ」のキスをする習慣をつけてみるといいかもしれません。この効果はたとえ数秒間のハグでも侮どることはできません。とある研究では、20秒間抱きしめるだけでストレスホルモンが約3割減少するという結果も報告されています。私自身も疲れて帰宅した夜に思い切って「ただいまハグ」をしてみたところ、不思議と一日のモヤモヤが少しだけ和らいでリラックスできた経験があります。お互いのぬくもりを感じると、「ああ、この人がいてくれるんだな」と安心感が生まれますよね。

スキンシップは続けることが大事です。ある有名人がテレビで「スキンシップはしなくなったらずっとしなくなる。だからずっとし続けた方がいい」と語っていましたが、まさにその通り。最初は照れくさくても、毎日続けているうちに自然と習慣になります。逆に「最近全然触れ合ってないな…」という期間が長くなると、それが当たり前になって再開のタイミングを失ってしまいます。ですから、忙しい時こそ意識的に1日1ハグを心がけてみてください。

実践アイデア

  • 朝のハグ: 先に家を出る方は玄関で10秒ハグして見送る、という夫婦もいるそうです。大人になってハグなんて…と思うかもしれませんが、やってみると意外と元気が出て仕事前の活力になるのでおすすめです。
  • 帰宅時のスキンシップ: 帰ってきたときに軽いキスやハグを。「おかえり」の代わりにスキンシップなんて、ゲーム感覚で楽しいですよ。
  • 就寝前のスキンシップ: 寝る前に手をつなぐ、肩をもむ、背中をトントンするなど、1日の終わりに触れ合ってリラックスするのも効果的です。

スキンシップには言葉以上に相手を安心させる力があります。特別な相手にしか許さない行為のため、気楽に触れ合えることで「大事に思ってるよ」という気持ちがダイレクトに伝わりますし、お互いの心も穏やかになります。忙しくて言葉が出てきにくいときほど、ぎゅっと抱きしめる。それだけで十分なコミュニケーションになることをぜひ実感してみてください。

感謝の気持ちを毎日伝える

3つ目におすすめの方法は当たり前の毎日だからこそ、忘れがちになってしまう感謝の言葉を意識的に伝えて見ることです。忙しいとつい「やってもらって当たり前」「お互い様だから別に言わなくてもいいか」と思い、感謝の気持ちを相手に伝えることが疎かになっていませんか?夫婦といえど元を正すと人間同士です。相手からちゃんと感謝を言葉にされると嬉しく、これからも色々なことをしてあげたいと思うものです。

本当に何気ないことに対してのお礼から始めましょう。例えば、パートナーが何か小さなことを気を利かせてくれた場合でも良いですし、夜寝る前に「今日も一日お疲れさま。ありがとう」と伝えてみるのはどうでしょう。自身の照れ臭さよりも、言われた相手がホッと心が温まると思うと効果的だと思いませんか?ある心理学のトレンドでも、夜に「今日も頑張ってくれてありがとう」とパートナーに伝える習慣が注目されているといいます。たったそれだけのことでお互いのストレスが減り、関係が安定するという報告もあります。シンプルだけど効果は絶大。忙しい夫婦にこそ取り入れてほしいコミュニケーションです。

感謝を伝えるポイント

  • 具体的に褒める・謝る
    「いつも○○してくれて助かってるよ」「今日○○してくれてありがとうね」と具体的に伝えるとリアルに響きます。たとえば料理や片付けをしてくれたとき、「美味しかったよ、ありがとう!」と言われたら、また頑張ろうって気になりますよね。逆に自分が忙しくて家事を任せきりだったら「バタバタでごめんね、助かったよ」と労いを伝えるのも大事です。
  • どんな小さなことでも見逃さない
    ゴミ出ししてくれた、子どもの宿題を見てくれた、先にお風呂沸かしてくれた…etc。本当に小さなことでOK。「そういうところもちゃんと見てるよ、感謝してるよ」という相手へのメッセージになります。
  • 書いて伝える
    面と向かって言う時間がなければ、メモやLINEで伝える手もあります。「ありがとう」のメモをテーブルにそっと置いておいたり、仕事の昼休みに「いつも感謝してるよ」とメッセージを送ったり。文章だと照れずに伝えられる方もいるのではないでしょうか?

振り返ってみると、気のおけない関係の相手に対しての感謝の言葉は不思議なもので、言う側も幸せな気持ちになります。私も「ありがとう」を習慣にしてから、相手の良いところ、細かい気遣いのある場所に以前より目が向くようになり、こんなに頑張ってくれてるんだな…とよりじっくりと相手のこと俯瞰するきっかけを得ました。お互いに「相手のためになっている」「相手から大切に思われてる」と感じることができれば、些細なことが気になることも少なくなり、自然と優しい気持ちで接することができますよ。

ゲーム感覚で楽しむコミュニケーション

マンネリ打破には遊び心が一番!日々の生活の中にコミュニケーションにゲーム要素を取り入れてみると、いつもの会話がぐっと盛り上がります。たとえば、ある30歳の女性は買い物に行っている間は会話の中で「笑ったら負け」や「英語を使ったら負け」といったルールを決めて買い物を行っているそうです。ちょっとした罰ゲームを設定して「先に笑った方が晩ご飯の片付けね!」などの競争にすると、普段の何気ない会話も途端に楽しいイベントとなり、相手と笑顔になる機会になりますよね。

他にも、ゲーム感覚でできるアイデアをいくつか紹介します。

  • 1問クイズを出し合う
    毎日帰宅後や夕食中に、お互いに簡単なクイズを一問ずつ出し合ってみるのはどうでしょう?内容は何でもOKです。「私が今日のお昼に食べたものは何でしょう?」とか「今日は職場で〇〇な出来事があったんだけど何だと思う?」など、相手のことを想像して答えるクイズです。日常にあったことをクイズの問題とすることで、それぞれが別で過ごしている時間の共有をすることができます。
  • お題ガチャトーク
    時間がある時にはいろんなお題を書いた紙を箱に入れておきます。例えば「子どもの頃好きだった遊び」「今年行ってみたい場所」「最近笑ったこと」など。その紙を引いてテーマについて話す時間を作るのも面白いですよ。今はカップル用の対話カードゲームも市販されていますし、スマホアプリになっているものもありますのでうまく活用してみましょう。実際、パートナーと2人で遊べるコミュニケーションカードゲームまで登場していて、遊びながら深い対話ができることからマッチングアプリの機能や相席屋など出会いを生む場所でも活用されていると聞きます。道具を使うと「ゲームだから」と普段聞けないようなことも質問しやすくなる効果も期待できるので、これを期に踏み込んでみましょう。
  • プチご褒美チャレンジ
    二人で協力してゲーム感覚のチャレンジをするのも絆が深まります。例えば「1週間家事分担を行い、責務を全うするチャレンジ」をして達成できたら週末にちょっと良いデザートを食べる、といった目標を立ててみるのもおすすめです。お互いにサボることがないように取り組むことで、お互いの生活を支え合うことができますよね。「今回2人とも目標以上に頑張ったのでデザートは贅沢に…」なとゲーム感覚で少しずつ継続することによって、日々の家事を頑張る活力となり、習慣化することができるのも良いポイントですね。

要は、「夫婦の時間=義務」ではなく「夫婦の時間=遊びやリラックスの時間」と思えるように工夫することが大切です。以前、会話が業務連絡みたいになってしまったときに、パートナーと話し合い、お題カードを引いてトークする遊びを取り入れてみたことがあります。最初はこんなことをする意味はあるのかなどお互いが半信半疑での取り組みでしたが、実際にやってみると新鮮な発見があり、楽しみながら話をすることができました。仲良く過ごすことができるきっかけは思ったよりも近くにあるものですよ。

こうしたコミュニケーションを通すことによって「やっぱりこの人といると楽しいな」という原点に立ち返ることができます。ゲーム感覚のコミュニケーションは、忙しさで凝り固まった夫婦の空気をパッと明るくしてくれるスパイス。ぜひ取り入れてみてくださいね。

小さな一歩を明日から

いかがでしたか?共働きで毎日忙しい中でも、5分あればできる夫婦の絆を深めるアイデアをお届けしました。ここで紹介したものはどれも特別な道具やお金は必要なく、思い立ったらすぐ始められるものばかりです。大切なのは「やってみようかな」と一歩踏み出すこと。

最初はちょっと気恥ずかしかったり、習慣にするまで意識的な努力がいるかもしれません。しかし、5分間の積み重ねがやがて大きな信頼と愛情に育っていくはずです。今日できなかったら、また明日チャレンジすればOK。最初は無理のない範囲で、挑戦してみたいと思えることを探してみてください。

忙しい毎日でも、夫婦がお互いを思いやり笑い合える時間を持つことで、日常が今よりほんの少し輝き始めるかもしれません。「よし、自分たちも明日から5分だけやってみよう!」 そう思った今この瞬間が、二人の関係をより良く変えていくスタートラインです。小さな一歩が明日の二人の笑顔につながりますように。ぜひ今日から、いや、明日の朝からでも始めてみてくださいね。きっとその5分が、夫婦の未来に素敵な変化をもたらしてくれることでしょう。

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