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既婚プライベートバンカーと出会う方法とは?

2025.05.06

プライベートバンカーとは富裕層の資産管理を担い、金融の最前線で働く高度な専門職です。
一見、スマートで近寄りがたい印象がある彼らですが、実際には「いつも聞く側」であるがゆえに、自分のことを自然に話せる相手を求めていることもあります。
既婚者であるプライベートバンカーは、家庭を大切にしながらも、仕事でも私生活でも“理解されづらい孤独”を感じているケースも珍しくありません。

ここでは、そんな彼らと出会いたいと願う人に向けて、自然で信頼を築きやすい出会い方をお伝えします。

既婚プライベートバンカーの特徴

1. 仕事では常に“聞き手”として生きている

プライベートバンカーの本質は「話す人」ではなく「聞く人」です。
彼らのクライアントは企業オーナーや資産家、時には“何十億、何百億円”の資産を持つ人たち。
その相手の信頼を得るためには、知識よりも信頼、話術よりも空気感が求められます。

だからこそ、彼ら自身はプライベートでも無理に話そうとせず、基本的に聞き役として相手の感情を受け止めることに慣れています。
「この人なら安心して話せる」「この人には余計な説明がいらない」と感じてもらえるような、柔らかさと気遣いを身につけているのが特徴です。

2. 金融のプロだからこそ、お金よりも“安心感”に価値を置く

皮肉に聞こえるかもしれませんが、資産を動かす仕事に就いている彼らほど、お金に過剰な関心を持つ相手を見抜く力があります。
ブランドや肩書き、年収に過剰に反応するような人とは、どんなに見た目が良くても深く関わろうとはしません。

むしろ、「どれだけ落ち着いて一緒にいられるか」「どんな空気を共有できるか」という非言語的な要素を重視する人が多く、
会話の内容より、沈黙の中にある“余白”を楽しめる相手に強く惹かれます。

3.誰にでも心を開くわけではない。むしろ、心を開くのに時間がかかる

彼らの多くは、人を見る目にとても敏感です。
職業柄、表情・言葉・沈黙の“間”から人の本音を察する力を持っており、
「この人は自分に何を求めているのか」「安心できる相手か」を会話の端々から判断します。

だからこそ、最初から心を開いてくる人に対してはむしろ警戒する傾向があります。
軽いノリや甘い言葉に流されず、誠実な距離感を保ちつつ、少しずつ歩み寄ってくれる相手にだけ、時間をかけて信頼を寄せていきます。

4. 既婚であることに“責任”を強く感じている

家庭を持ちながら、資産管理という社会的責任ある職に就いているプライベートバンカーは、自分の私生活に対しても非常に厳格です。
配偶者や子どもに対して責任を果たすことを重視しており、決して軽い関係や衝動的な行動には走らない傾向があります。

一方で、“責任”に縛られすぎて、自分自身の気持ちや欲求を抑え込んでしまっている人も少なくありません。
だからこそ、ごく限られた相手にだけ、「本音を話せる関係」を求めることもあるのです。

既婚プライベートバンカーの年収

1. メガバンクに勤務するプライベートバンカーの年収

国内の都市銀行、いわゆるメガバンク(三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行など)にも、富裕層向けのウェルスマネジメント部門やPB部門が存在します。メガバンクに勤めるPBは、安定した高年収と厚い福利厚生を持つことから、既婚者にとって非常にバランスの取れた職場といえます。

年収は経験年数やポジションによって異なりますが、若手の段階で700万円前後、中堅で1,000万円前後、管理職クラスになると1,500万円から2,000万円程度の収入が見込まれます。固定給と業績評価に基づいた賞与で構成され、外資系に比べて極端な成果報酬型ではないため、収入は安定しています。

また、住宅手当や家族手当なども充実しており、既婚者にとって家庭と仕事を両立しやすい環境が整っています。

2. 外資系金融機関で働くプライベートバンカーの年収

ゴールドマン・サックス、UBS、モルガン・スタンレーなどの外資系証券やプライベートバンクに所属するPBは、国内PBの中でも群を抜いて高い年収水準を誇ります。報酬はほとんどが成果に連動しており、顧客の資産残高や運用成績に応じてインセンティブが支払われる仕組みです。

若手のうちから1,000万円以上の年収を得ることは珍しくなく、30代〜40代で2,000万円から3,000万円を超える人もいます。さらに、上級職であるディレクターやマネージングディレクターになれば、年収5,000万円〜1億円を超えることもあり得ます。

ただし、成果が出なければ年収が大幅に下がる可能性もあり、収入は不安定になりがちです。既婚であっても、安定より高収入を選び、短期間で資産を築こうとする人もいれば、早期リタイアを視野に入れて働いている人もいます。

3. 国内証券会社や信託銀行のプライベートバンカーの年収

日系の大手証券会社(野村、大和など)や信託銀行(三井住友信託、三菱UFJ信託など)に所属するPBも、高い収入水準を維持しています。外資系に比べてやや抑えられた額ではあるものの、安定性と信頼感のある職場環境で、長く勤める人も多く見られます。

若手で700万円前後、中堅で1,000万円以上、管理職になれば1,500万円〜2,000万円ほどの収入が期待できます。中でも、信託銀行のPBは相続や不動産、事業承継など専門性の高い案件に関わるため、顧客との信頼関係も深く、長期的に安定した収入が得られます。

家庭を大事にする文化も根づいており、既婚者にとっては「無理なく高収入を得られる」働き方が可能な環境です。

4. 独立系プライベートバンカー(IFA)の年収

近年は、銀行や証券を離れ、独立して金融商品仲介業者(IFA)として活動する元プライベートバンカーも増えています。IFAとして働く場合、完全歩合制となることが多く、顧客から得る手数料に応じて年収が決まります。

顧客資産が1〜2億円程度なら年収数百万円、5億〜10億円規模の顧客を複数抱えていれば年収1,000万円〜2,000万円は現実的です。法人化して事務所を構え、チームで運営するケースでは年収3,000万円以上の人もいます。

独立して自由度が高い反面、安定した収入を得るまでには時間がかかることもあり、既婚であれば配偶者の理解と支えが重要になる場面も多いです。

既婚プライベートバンカーと出会う方法

1.  既婚者マッチングアプリ「カドル(Cuddle)」を活用する

既婚者マッチングアプリ「カドル」は、恋愛というよりも、価値観や悩みを共有できる関係を求める人のための場所です。プライベートバンカーのように、仕事柄“見られる立場”にある男性にとって、カドルのような匿名性とプライバシーが守られた空間は、安心して言葉を交わせる貴重な場です。

カドルでは、外見や年収などの情報を押し出すのではなく、文章のトーンや受け答えの丁寧さに惹かれて関係が始まることが多くあります。彼らが求めているのは、派手な言葉ではなく、落ち着いたやりとりの中で静かに信頼を重ねていける相手です。焦らず、言葉を大切にできる人にこそ、心を開いていく傾向があります。また、同性でもマッチングする機能も追加されていますので、PBの世界に興味がある同性の方も機会があるかもしれません。

2. 会員制の高級ラウンジに通う

プライベートバンカーは、にぎやかな場所よりも静かで上質な空間を好みます。西麻布や六本木の会員制ラウンジは、彼らが投資家や資産家の方と訪れることも多く、無理のない出会いが生まれやすい場所です。彼らは誰と会っているか、どのような会話をしたかさえ聞かれたくありません。ですので、このような会員制の高級ラウンジを利用する機会が多くあります。

PBは、「誰といて気を張らずにいられるか」をとても大切にしています。話しかけるなら、ごく自然に、会話を目的としすぎず、「この場にいることが心地いいですね」と感じさせる距離感を意識することが大切です。

3. 金融や資産運用系のセミナー・勉強会に参加する

プライベートバンカーは、日々知識を更新する必要があるため、金融・相続・資産形成に関するセミナーや勉強会に定期的に参加しています。中には、講師や運営サポートとして登壇している人もいます。こうした場での出会いは、自然でありながらも共通の関心を通して話すきっかけがつくりやすいのが魅力です。

専門知識が豊富である必要はありません。大切なのは、相手の話をしっかり聞く姿勢と、内容に対する素直な反応です。彼らは、相手の“理解しようとする態度”や、“派手でない知性”に好感を抱きます。勉強会での何気ない一言が、後に深いつながりへと発展することもあります。

4. 資産家からの紹介を通じて出会う

プライベートバンカーは、日々、富裕層や企業オーナーと密に関わる仕事です。そのため、顧客である資産家との信頼関係のなかで、人としてつながりを持つこともあります。そして実は、資産家の中には、優秀で誠実なプライベートバンカーを“人として信頼し、紹介したくなる相手”と見ている人も少なくありません。

もし、信頼できる資産家との関係があるのであれば、そのつながりの中で、「誰か落ち着いて話せる人がいれば会ってみたい」とやんわり伝えておくのも、一つのきっかけになります。資産家は、自身の財産管理を任せているPBがどんな人かをよく知っており、「この人になら紹介しても安心だ」と思えば、自然な形で場をつくってくれることがあります。

大切なのは、紹介を受けたあと。職業や肩書きに対して過剰に反応するのではなく、一人の人として誠実に接することが何よりの信頼につながります。資産家から紹介された相手であっても、関係性が続くかどうかは「どれだけ安心感を与えられるか」にかかっているからです。

プライベートバンカーは、日常的に「求められる立場」でいる人たちです。だからこそ、プライベートでは「求められすぎない安心感」を重視しています。紹介のきっかけがあっても、最後に心を開くのは、「この人となら静かに過ごせそうだ」と思える感覚なのです。

体験談1:既婚者マッチングアプリ「カドル(Cuddle)」での出会い

きっかけは仕事だった。
とある資産家の顧客から、「最近、既婚者マッチングアプリが伸びてるらしいね」と話を振られた。
彼は流行や人の感情に敏感で、投資の候補になるものがあれば、まず“人としての空気”を知りたがるタイプだ。
「実際に使ってみて、どういう人が集まっているのか、肌で感じてみてほしい」
そんな軽い依頼を受けて、私はカドル(Cuddle)に登録した。

既婚者だけのマッチングアプリ。市場自体は確かに伸びているが、全くニーズがイメージできなかった。恋愛目的なのか、価値観や感情の共有を目的とした空間なのか。
正直、あまり期待はしていなかった。というより、むしろ客観的な立場を崩さずにいようと思っていた。
ただの市場調査のつもりだった。

けれど、カドルは想像していた以上に“静かな場所”だった。
自己主張の強いプロフィールは少なく、むしろみんな言葉を丁寧に選んでいた。
誰かと強くつながりたいというよりも、「少しだけ、気持ちを分け合える相手を探している」──そんな空気があった。

何人かとやりとりを重ねるうちに、ひときわ印象に残ったのが、Rさんという女性だった。
メッセージの文面は短く、でも妙に言葉の間が心地よかった。急かさず、踏み込みすぎず、それでも誠実にこちらの言葉を拾ってくれる。
「なんとなく、この人とは話しやすいな」
そんな感覚が初対面の画面越しにしていた。

職業は専門職系。詳しくは話していなかったが、文章の中に知性と柔らかさが同居していた。
家庭の話や、子育ての話、日々のちょっとした疲れ。
私は投資や資産の話をすることに慣れているけれど、こんなに人の“心の景色”に触れたやりとりは久しぶりだった。

初めて会ったのは、彼女の提案で、都内のカフェだった。
予想どおり、控えめな服装に静かな雰囲気を纏った人だった。
お互いに詮索しないという暗黙のルールのもと、ただ近況を話す。
仕事、家族、昔の自分、そして“今の自分の居場所”。

彼女は、夫との関係が穏やかになりすぎて「会話が目的じゃなく、報告になってしまう」とぽつりとこぼした。

「誰かに、“意味のないこと”を話したくなるときがあるんです」 それを聞いた瞬間、自分の中にあった“調査対象”という意識が、音を立てて崩れた。

私は普段、金融の世界にいて、数字と結果に囲まれている。クライアントの資産と向き合う分、自分の感情はどこか後回しになっていた。

けれど、Rさんと話していると、不思議なことに、言葉がスッと出てくる。

彼女は、何も背負わせようとしない。
ただ、聞いてくれて、受け止めてくれて、少しだけ自分のことも話してくれる。
んな“誰にも求められていない時間”が、こんなにも心に沁みるとは思わなかった。

今でも彼女とは、時折会って話す。
予定を合わせるでもなく、無理に連絡を取り合うわけでもなく。
でも、何かがふと心に溜まったとき、思い出す相手がいるというのは、想像以上に大きな救いだ。

「既婚者マッチングアプリをどう評価しますか?」とあの資産家に聞かれたとき、
私は少し迷って、「市場自体は伸びていますし、同性同士のマッチングも導入しているサービスも出てきておりこのまま健全化が進めば、ポートフォリオの一つとしては悪くないと思います」とだけ市場のみのアンサーに留めた。

調査のつもりで始めたはずが、自分がこんなにもこの空気に惹かれるとは思っていなかった。たぶん、人って、肩書きや立場に関係なく、ただ“ちゃんと話を聞いてもらえる場所”を、どこかで求めてるんだろう。

そして、そんな場所に出会えたことを、今はちょっとだけ、ありがたく思っている。

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