北海道夫婦と不倫のリアル ― 広大な大地と遠距離通勤編

北海道って、こんなところ

まずは舞台設定から。面積は本州4つ分、人口は500万人ほど。その半分が札幌市に集中し、残りは広大な土地にぽつぽつと散らばる町や村。通勤は片道1時間オーバーが当たり前、真冬はホワイトアウトでバスもJRもストップ——そんな日常です。だからこそ、家にこもる時間が長くてオンライン娯楽は大得意。広い庭付き一軒家が主流で、車が1人1台。ここまでは北海道あるあるですね。

“道産子夫婦”のあるある

共働きでバリバリ

北海道は共働き率全国トップクラス。妻もフルタイム、夫もフルタイム。とはいえ「家のメインは妻」という昔ながらの意識は意外と根強く、家事分担でもめる声はちらほら。

冬は財布が寒い

暖房費を補う寒冷地手当があるとはいえ、灯油代は痛い。そこで節約モードに入ると、レジャー費が真っ先に削られて夫婦の“遊び時間”が縮む。これ、心の寒さにつながりやすいんです。

趣味は“別居”の始まり？

夫はガレージで愛車いじり、妻はリビングで韓ドラ三昧。家の中が広いぶん、会話がミニマムになりやすい。距離も心も少しずつ遠ざかる——そんな構図をよく耳にします。

恋の火がつく瞬間

密会コースと隠れ家スポット

1. 定山渓温泉・貸切風呂
   • 札幌から車40分。 “残業帰りにちょっと湯”が合言葉。
2. 小樽運河ナイトクルーズ
   • 観光客だらけで紛れ放題。ガス灯の下で自然に手をつなぐ。
3. 富良野ラベンダー畑・早朝散歩
   • 朝4時集合。「写真部」で押し通せば怪しまれない。
4. トマム雲海テラス・ゴンドラ旅
   • 恋人率99％の場所だから、むしろ浮かない。
5. サッポロファクトリー・映画＋ビール
   • 映画館→煉瓦館ビール。終バスという名の“ガラスの靴”が時間リミット。

数字で読む道内ラブ事情

• 離婚率：人口千対1.85（全国9位）。
• 平均初婚年齢：夫31.1歳・妻29.3歳。
• 雪の日SNS投稿量：全国平均の1.6倍（＝在宅時間に比例）。
• 職場恋愛発生率：28％（全国平均＋6pt）。

広さと寒さが「寂しい」を増幅し、オンライン経由の火遊びを後押ししている姿が透けて見えます。

北のゴシップ＆事件簿

• スキー場リフト逆走キス写真（2018年）
  • インストラクター×人妻客。SNS流出で彼は解雇、彼女は県外転居。
• ホタテ漁船ダブル不倫失踪（2014年）
  • 夫婦同士が“船ごと”駆け落ち。半年後に根室で発見されワイドショー炎上。
• 札幌終電ホテル連泊（2021年）
  • 既婚ITマネージャーと部下が鍵カード写真を撮られ大騒動。会社は謝罪会見。

心が揺れたときのセルフケア

1. 月イチ再会ルール
   • 距離が離れても“夫婦の定例会”を死守。
2. 共通オンラインゲーム
   • 別々の場所でも同じ時間を共有。ボイスチャットで雑談が復活。
3. 趣味交換デート
   • シーズンに一度、互いの趣味を体験。会話のネタは自分たちで増やす。

まとめ

広い大地は自由をくれるけれど、そのぶん寂しさも大きい。スノボ帰りの星空、温泉の湯けむり、雲海テラスの白い海——ロマンチックな風景は恋の導線にもなります。夫婦で手をつなぐか、誰かと滑り出すかは紙一重。

正直、私も定山渓の貸切風呂で「うっかり恋」に落ちる気持ち、わからなくないです。北の夜空って魔法かけてきますから。だけど湯上がりの湯気が消える頃、心に残るのは誰のぬくもり？——そんな問いを温泉タオルと一緒に持ち帰ってほしいな、と思います。